今日も暖かな一日を過ごして、お客さまものんびりと、、、。
雪景色の山々や月を表現した作品の数々は、どんぐり空間を
広々と感じさせてくれていました。
すっきりとした展示になっているので、ムーンさんの
ゼンマイ時計は、いつもより響く感じで時を告げています。
この作品展もあしたの一日で終わりますが、とてもやさしく
迎え入れてくれた木版画の世界ですので、終わってしまうのは
ちょっと寂しい気持ちになります。
今回の版画展には、男性のお客さまが多くお運び下さって
貴重なご意見やご感想なども沢山頂き、高橋照子さんは
噛みしめるように、ご自身の解釈で受け入れていました。
私の中では、画面にぽっかりと浮かんで笑っているような
「山」のタイトルのついている作品を気に入っていたのですが
出合って下さったお客さまがあって、引き取られていきます。
嬉しいような、、、淋しいような、、、気持ちに残る
ゆったりと大らかな表現を感じた作品のひとつでしたので
今後に続く、高橋照子さんのこれからの画風表現も楽しみです。
不思議なご縁で繋げていただいた、高橋照子さんですが
ご縁つながりの系図を書き留めておきたいほど、
思いも掛けないところでのつながりもあって、、、
遠方からのお客さまにも恵まれた開期でした。
最終日にはどんな時間が待っているでしょう。
たくさんの方に見ていただきたいと思いつつ。