自宅のベランダから見える桜の木々は、この時間の陽を受けてピンク色に映っています。
長い期間、工事現場の囲いがあった団地内の公園の向こう側に目をやったのは久しぶりのこと。
桜の木があったのも生活の中の記憶からは消えていただけに、今年は清々しく桜の木々に迎えられ 天からやさしい時間を戴いているような気がしています。
岩本千穂展の最終日は雨日の荒天でしたので お客様の少ないちょっと残念な時間を過ごしていましたが、作風は「5/10〜の初夏の服展」でも見て頂けます。
春の天気は気まぐれで、作品展開期はおおきく左右されてしまう現実。
明日からは 陶・中島淳一展が入りますが、どうも初日は雨日になりそうで天候は気がかりです。
内なる制作に打ち込み 長いこと 一年に一回だけ作品展を開催している中島淳一展。
その表現は桜の開花とも重なって見えるのです。