ふっくらとした優美さと心の豊かさをを感じる白のうつわたち。
使うほどに、その存在感は増し平厚志さんが積み重ねてきた作陶の時間と重なります。
楽しげに描かれる文様・点と線の表現 。
今期は抹茶碗にも繋がる大ぶりの鉢・小さな高台の皿・めし椀・湯のみ・印を入れる器・水滴・ちび犬・・・・花入れと掛け花。
どんぐりの入り口に連立させた大きな高台の輪鉢は 神器のようにも思えるほど自在な作品。
これからの造形表現もふつふつと沸いてきているように感じさせてくれます。
今日も大荒れの悪天候。
天候に左右された開期でしたが最終日には、なにか良いことありそうな予感。
遊印・望月信幸さんの元気かれんだ〜 3月の少しずつうごきだす〜4月はそれぞれの道。
今回の白のうつわは、ひとつの決意を表しているかのような熱い底力が感じられてなりません。
遊印カレンダーの言葉にも重なる 自身の道で今後の飛躍に向かいそうな2012平厚志展でした。