オニにあぶちゃん?、、、なんだかふしぎな取り合わせですよね。
一般的なイメージとしては招き猫にあぶちゃんがぴったりとくるのですが、
田中典子のあぶちゃんにはなぜかSOTAオニとぴったり感があるのです。
どんぐりでは最年少の作家SOTAさんは、陶・水留良雄さんのご長男で、
この数年に渡っての「鬼と遊ぶ展」には参加してくれているSOTAさん。
ある日、典子さんのあぶちゃんをどんぐりコレクションのSOTAオニに掛けるととても似合ってしまい、個展を決めてからSOTAさんにオニ制作をお願いしいました。
30体ほど届けられたオニさんたちは天に向かってあんぐりと口を開けていたり、丈夫そうな歯をぐっと見せていたり、、、どのオニ見ても対話ができるほどの力を感じる。
この感性はどこからやってくるのかしらと、いつも不思議。
節分は近いけれども
どんぐりから発信するオニさんたちは「ココロノヤサシイオニ」
私たちの居場所をそっと守ってくれているような「守りオニ」のようです。
田中典子「あぶちゃん」展は、きょうが最終日。
風は冷たそうですが、おひさまにも恵まれて青空ひろがる朝です。
あぶちゃんとオニさんたち、、、いい出会を待ちながら今日も一日過ごしましょう。