おとといの晩におさんぽバスで出合った方から「明日は、みさごさんの建物が壊されるそう、、」と聞かされ、複雑な気分でいましたので「壊される前にもう一度見ておこう」と思ったのですが、昼間は足が向きませんでした。商店街では、きのう七夕飾りが電柱間に設置されて通りに彩りが添えられました。みさご寿司さんの建物が気になって帰りがけに見てみると、窓枠が外された建物が残っていたのです。昨年1月頃にお店は閉められていたのですが、どんぐりにとっては多くの方たちと集っていたお店なので思いでもいっぱい。「フラワー通りで落語を聞こう会」の案を快く聞き入れて支えて下さっていたのもみさごさんと常連のお客さまたちでした。外された窓枠から中を覗いて見ましたが真っ暗で、カウンターなどのシルエットしか目に入りません。早々に立ち去りましたが複雑な気持ちでいっぱいです。もう今頃は建物も壊されていることでしょう。きのうの晩に七夕飾りに彩られたフラワー通り商店街を通り抜けた一抹の寂しさが、けさも胸一杯にひろがって、、、。通りに「みさご寿司さんの看板」も消えると古き良き時代を通り過ぎたフラワー通り商店街の幕切れのような感じがするのです。