今回もたくさんの作品に囲まれた、ちょっと贅沢な服展でしたがお客さまの少なさが気になっています。衣替えの季節に企画している年に2回(5月・10月)の服展では、個展の出来る作り手の作品がほとんどなので一同に作風を見ていただくチャンスでもあります。どんぐりとしては、「創作服・編む・織り・染め」等の個展を毎回見ていただけない方へのサービス期間でもあるのでこの企画も力は入っているのですが、この思いはあまり多くは届いていないようなのです。天候不順のせいでは片づけられない原因がどこかに潜んでいるのかもしれません。あれこれと考えても仕方のないことなのですが、どの企画展も集客が命です。作品展は見て頂かないことには始まりませんので、お客さまが少ないと展示された作品の反応も解かりません。最終日の今日はこんなことを考えながら過ごしていたのですが、少し気づいたことはありました。このような状況の服展でしたので開期中は参加してくれている個々の作者との対話時間もゆっくりあり、企画会議?のような有意義な意見交換もできましたので、今後に繋げます。
こんなことを書きましたが、今回も「素敵な時間や出会い」もたくさんありました。
なんだかんだ、、、とぼやいていても、人にはとても恵まれているどんぐりなのですから、25日からの陶・深田容子展も気持ちを切り替えて進みます。